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知らず知らずのうちに毒親に!? ほめる子育ての重要性

沢葦夫 沢葦夫


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日本では子供に対して悪い部分、できないところを指摘し、それを修正させる教育が主体と言われている。いっぽう欧米は、その子の長所をほめ、伸ばす教育が主流と聞く。日本はマイナスベースの評価、欧米はプラスベースの評価とも言い換えられそうだ。大人になっても会社の中では「できて当然、失敗は許さない」という風潮がないわけではない。とくに失敗に関しては、会社の業績に響くことを理由に、製品開発やサービス拡大などで思い切った戦略が取れなくなっているようにも見受けられる。今回はそのあたりについて考察したい。

“毒親”は他人の家庭の話ではない

毒親とは、子供に虐待などをする親を意味するが、虐待は暴力だけが該当するわけではない。不当に見下す言い方や、兄弟間で差をつけるような発言も立派な言葉の暴力なのだ。

厚生労働省の児童虐待の定義には「①身体的虐待」「②性的虐待」「③ネグレクト」につづき、「④心理的虐待」として「言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い他」が挙げられている。子供だったころを思い返せば、「④」は当てはまることが結構あるという人もいるのではないだろうか。

人は、学校以外では両親の教育方針しか知らない。その結果、子供を教育する世代になると自分が両親にされた教育方法で接してしまうことが多いようだ。現在、自分の子供に対して「④」のようなことをしていないか、いま一度顧みたいところ。

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