集中力を研ぎ澄ませば作業効率が良くなる。結果、無駄な時間は減る。無駄な時間が減れば、余った分の時間は自分の思うがままに使える。勉強を早く終えれば、ご褒美としてゲームだってできる。残業がなくなれば仕事終わりに映画だって観に行ける。
想像して欲しい。友達や同僚が何かの作業に追われている中、 自分だけはやるべきことを終え、好きなことに時間を費やしている姿を。通常時間は、みな平等に24時間与えられている。しかし、集中する力を意のままに操る者にとってはこの限りではない。
集中力さえ身につければ、1日24時間という縛りから解放される。1日の時間感覚を25時間にも26時間にも延ばすことができるのだ。これはちょっとした“精神と時の部屋”状態といえる。今回はそんな集中力アップの秘訣を紹介していく。
1. 自分で締切を決める
短時間集中し、効率よく作業を進めるためには、作業時間の設定を行うのが効果的だ。例えば受験用の問題集を買ったとする。「今日は問題集の10ページまでやるぞ！」と息込んでやっても途中で雑念が入り、思っていたより時間がかかってしまう。こういった現象を防ぐためには、自分の中で締め切り時間を設けてみるといい。
漠然と10ページ問題集をこなすという目標だけではなく、1時間以内で必ず終わらせる！ と時間設定をすれば、無駄なことを考える時間をカットすることができる。さらに、締切という概念が無意識に自分を焦らせて、いつも以上に頭が冴える。何事も作業には締切を設けよう。
