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呼んでほしい呼び名で呼ばせる魔法 〜上司・後輩の場合〜

原田真帆 原田真帆


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(前編)呼んでほしい呼び名で呼ばせる魔法 〜同級生・同期生の場合〜」後半戦は、目上の人篇と年下篇をお送りします。

難易度☆☆☆ 先生・上司の場合

職場やクラスの雰囲気によっては、必ずしも好きな呼び名を強要することはできないものですが、できる範囲でお試しください。この場合も「刷り込み」が重要ですが、目上の人には同級生相手のようにはいきません。そんな時は友人の力を拝借します。先生と雑談をする時に、友人の話題を出してください。その際、友人のことを「自分が好きな呼び名と同じテンション」で呼びます。

例えば小学生の花子ちゃんが花ちゃんと呼んでもらいたいとしたら、お友達の太郎くんのことを先生にこのようにお話しします。

「先生、たろちゃんがね、今度遊園地に行こうって誘ってくれたの!」

あるいは、こんな風に太郎くんの言葉を引用してみてください。
「先生、たろちゃんたらね、『花ちゃんはかけっこ遅いなぁ』って言うの!」

下の名前だけでなくて、名字+ちゃん付けだって呼び捨てだって、同じ方法で大丈夫です。飲み会の席、外回りの移動中、研究室……刷り込みは1日にしてならず。会話の隙あらばこのテクニックを挟み込みましょう。

難易度☆☆☆☆ 後輩の場合

後輩の攻略がなぜ難しいのか。それは上下関係があるからです。後輩に何と呼ばれようがあまり構わない人も多いでしょうか。でも慕われる先輩って、呼びやすいあだ名があったりしません?

後輩は、同級生攻略法と先輩攻略法の掛け合わせで落とします。まずは相手を「自分が好きな呼び名と同じ……以下略」で呼びながら、雑談の中で相手に刷り込むのです。そして距離を縮めたいのなら、とにかく声をかけることが一番の近道です。「○○ちゃん、おはよう」「お疲れ、○○ちゃん」と、あいさつに必ず名前をつけます。加えて「今日の服大人っぽいね」「明日飲み会だね、楽しみ!」など、タイムリーでパーソナルな一言を付けることで、「さりげなく気にかけている感」を出すのが有効です。こうして声を掛けるためには実際によく相手の様子を見ている必要がありますが、良い人間関係を築きたかったら、それくらいはがんばってください。

声掛けによって親しみやすさも演出できるので、「あだ名で呼んでも大丈夫そう!」という印象も持たせることができるという意味でも効果的です。

自然にキャラ設定される

相手の名前の呼び方は、相手との距離を推し量れるもの、つまりは人間関係そのものです。人間関係の構築は一朝一夕にはいきません。人は新しい習慣が身につくまで、およそ20日間必要と言われています。もしこの魔法を使ってみようと思った方は、どうか最低でも3週間は、根気強く取り組んでください。

この魔法のすごい所は、使えば使うほど相手に魔法がかかるのが早くなる点です。その人が最も多く呼ばれるあだ名は、周囲にも伝染します。何より、名は体を表すという通り、呼び名は雰囲気を作ります。呼ばれ続けることによって、その呼び名にふさわしいキャラクターになるのです。見るからにそう呼びたくなる、納得のあだ名・呼び名を持つ人って、いますよね。その人に似合った呼び方とは、実は周りの人が形成しているものでもあるのです。

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