ちょっと前の話になってしまうけれど、こんなツイートをしたことがある。
東京ってただ歩いてるだけで沢山の人のストーリーが見えてくるとこが本当に好きだし、カフェに入ると知らない人の会話が耳に入ってきて「エリコってさ…」「ん?」「大豆に似てるよね」ってなかなか衝撃なことを言われたエリコが「わかる」って答えたあの瞬間のこと私は今でも思い出すよエリコ元気かな
— さえりさん (@N908Sa) 2017年1月24日
「エリコって大豆に似てるよね」
これは自由が丘のとあるカフェで聞いた一言だ。この一言がわたしは未だに忘れられない。
そもそも大豆似ているってなんなんだ。いや、それ以上に言いたいことがある。
エリコよ、「わかる」ってなんだよ、「わかる」って。
多少は「え〜、なにそれぇ〜?」とか「ひどぉ〜い」とか言っても良さそうではないか。もっとフラットな視点として「どうして?」とか「なんでそう思うの〜?」とかだって考えられる。けれど、「わかる」と答えてしまった、そうそれがエリコなのだ。
(えっ、わかっちゃうの?)
心のなかで戸惑っていたが、わたしはエリコの顔を見ることはできなかった。物理的にではなく精神的に。
いったいどんな顔をしていたのだろう。どんな気持ちだったのだろう。
・・・・・・エリコの事情はきっとこうだ。