殺されるかもしれないが好きな本を聞いてみよう【連載】嫁公認コラム

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読書の秋がやってまいりました。

 

秋の夜長に本を読み、夜更かしをして寝不足になっている僕ですが、みなさんは読書をしていますか? 普段はあまり本を読まないにしてもこうやってコラムを読んでくれているわけですから、活字を読む事は好きな人は多いのかな、などと思いながら今回も書き始めたいと思います。

 

【秋の夜長にお伴します。5歳の読書コラム】

 

僕が大好きな作家である西尾維新の掟上今日子シリーズの中で読書をこよなく愛する内気な少女がある出来事をきっかけに人を殺そうと決意するというお話があります。

その“あるきっかけ”というのが

「自分の好きな本を知られたから」という読んだ人全員が「そこ!?」ってツッコミそうになっちゃう犯行動機。

その読書少女はいつも本を買う時、自分が好きな本とは別にカモフラージュでもう一冊全然自分の趣味ではない本を買っていたのですが、その本屋でバイトをしていたお節介な主人公がその少女がどんな本が好きなのか傾向がなんとなくわかっちゃって「この本はどうかな?」と余計なおすすめしたのでした。その少女は自分の心の中を見透かされたような気持ちになって、これは殺すしかない「よし! 殺そう」と決意をして犯行におよびました。

 

僕はこの話がとても好きなんですが

「本の趣味を知られたくらいで人を殺すのはちょっとやり過ぎだろ」と読んだ人は思うでしょう。

だけど僕はこの少女の気持ちがなんとなく理解できます。自分の心の中の大切な部分を、もし勝手に他人に覗かれたとしたら恥ずかしくて死にたくなる気持ち・・・なんか少し理解できませんか?

人の心はとてもデリケートなものです。

だからくれぐれもこのお節介な主人公の様に、無神経に人の心の中に土足で踏み込んではいけないのです。最悪殺されても仕方がないですし、文句は言えません。

大袈裟な話ではなく今まで読んできた本がその人の心の大切な部分を作っていたり、それこそ欲求や好奇心を作り上げていたり、心そのものだったりすると思います。それくらい本というのは心に影響を与えるものです。本を知る事は心を知る事です。

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