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ひいおじいちゃんと暮らす【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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独身時代は年に数回しか帰らなかった実家に、子どもが生まれてからは頻繁に帰るようになった。今年の夏休み期間中も、また然り。旅に行くのとはだいぶ趣は異なるものの、いつもと違う場所で適度な気分転換になるし、自分自身も土地勘があるし、両親など大人の手を借りられるところは、やっぱりラクチンだ。
 

私の場合、実家がラクチンな理由はほかにもある。私の生まれ育った群馬県前橋市には、子どもの遊べる施設が充実している。
前橋プラザ元気21という、市の施設の中にある子育て広場は、朝10時から夕方6時までボーネルンド製のおもちゃで遊び放題だ。エアートランポリンにボールプール、キッチンセットに海賊船など、母親的にもテンション急上昇な遊具に加え、積み木にパズルなど、知育玩具もたっぷり。一通り遊ぶには半日では足りないくらいである。ちなみに定員は160人で、有り難いことにいくら遊んでも無料(駐車場も、4時間無料券がもらえる)。
 

東京都内や近郊にも同様の施設はあり、何度も行ったことがあるが、時間単位で区切られる利用料(大人、子ども2人分)と駐車場代などで軽く数千円の出費だ。時間を気にせず思いっきり遊べて天候にも左右されない屋内施設だから、本当に本当に助かる。
 

また、るなぱあくという遊園地も、極めてよくお世話になっている。メリーゴーラウンドに電動自動車、ジェットコースターをはじめ、子どもの喜ぶ大型の乗り物がたくさん。それらがすべて1回50円。コスパは日本一じゃないかと思う。昔ながらの木馬の乗り物なんかもあって、それは1回10円で乗れる。1000円持っていけば、園内でおやつも買えておつりももらえるレベルだ。ぜひ興味のあるかたはHPを見てみてほしい。子どもでも読めるよう、ひらがなで書かれた表記が、なんとも可愛らしい。どこか昭和の香りが漂い、懐かしささえ憶えるものになっている。

・・・と、すっかり前橋市の子連れおでかけスポットを、市の担当者ばりに紹介してしまったが、これらに助けられながら、私は毎度、里帰りステイを楽しんでいるわけである。

 

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