学生より社会人の方が100倍楽しくなる思考法があるというので聞きにいった

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意識低い系大学生代表のranranです。

前回のハタガクでは一時的に意識が高まってしまいましたが、その高まりもだいぶ落ち着きました(?)。30分後に期末テストが始まるにも関わらず、テスト勉強そっちのけでこの原稿を書いているまだ卒業に必要な単位が全然揃っていない4年生です。

さて、「5つの思考法で社会人は学生の100倍楽しくなる!」がテーマの第4回ハタガク。

今回のゲストである、顔出しNG&名前出しNGの「Goさん」という怪しさもさることながら、社会人が学生の100倍楽しいなんて・・・いやいやいや(笑)・・・そんなコトないでしょう?

「大学生活は人生の夏休みだから!」

「大学生はいいな〜。学生の頃に戻りたいよ」

「大学生のうちにたくさん遊んでおけ」 
etc・・・

このような旨のことを周りの社会人から幾度となく言われ続けてきました。そんな5つの思考法を取得した程度で、本当に社会人が学生の100倍楽しくなるのでしょうか? 甚だ疑わしいです。

そんな疑念を抱きながら、参加してきました。

Goさんのプロフィール

学歴
公立中学&公立高校→京都大学法学部(国際政治専攻)

ビジネスキャリア 
①電通関西支社で外資系消費財クライアント担当(5年) 
②電通と欧米系の合弁会社beaconで新規クライアント開拓(9年)
③電通東京本社で経営戦略(1年)
④上海の電通拠点で新規ビジネス開拓(7年)

Goさんが目指すところ “人生の達人”
〜人生の春夏秋冬の四季を思いっきり楽しむ〜
春(学生)から夏(ビジネスマン)
夏(ビジネスマン)から秋(実りの自由人) ←私は今ココ
秋(実りの自由人)から冬(充実した老境へ)

なぜ楽しめていない社会人が多いのか?

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Goさん
僕は社会人になってから、1度も学生に戻りたいと思ったことがないんです。優秀な学生は「すごい」と言われるのに対して、優秀な社会人は「ありがとう」と言われるんです。僕の中では、すごいよりもありがとうの方が上でした。これが社会人が学生の100倍楽しいと感じている理由だと思います。

でも、みなさんは社会人の先輩たちから「社会人は甘くないぞ」とか「仕事は厳しいぞ」というアドバイスされることが多いと思います。

その通り・・・! 社会人は大変そうに働いているイメージが強いです!

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Goさん
なぜ、楽しめていない社会人が多いのでしょうか?

んー・・・みんなGoさんみたいに優秀じゃないから? Goさんレベルの優秀さがないと楽しめないんじゃないの? と思ってしまいます。

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楽しめていない社会人が多い理由として、まず、Goさんは日本人3つの特徴を挙げました。
①シンドイ事を我慢して頑張ることを美徳とする
②否定的な見解言えば賢い人と思われる
③楽しんで成果を出していると嫉妬される

しかし、こんな日本人の特徴を飛び越えてもなお、Goさんは社会人が楽しいと言います。そして、さらにこんな仮説を語ってくれました。

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Goさん
社会人になるということは、自立して、自律して自分の人生を自分で造り上げていくすごくクリエイティブなことで、きっと楽しいはずです。でも、楽しめていないのは、お勉強のできる学生の優秀さの延長で仕事をしてしまっているからなんじゃないかと思います。これでは、成果が出にくく、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。もちろん、学生時代の成功体験で、ビジネスにおいてもプラスに働くものはたくさんあります。しかし、マイナスになることもあるんです。

そして、学生の思考法、つまり試験で合格点を取ることが、ビジネスでは逆にマイナスに働く面を7つ挙げてくれました。

1、成果を出すために、しんどいことを我慢して頑張らないといけないと思い込む。
 →今の教育は20〜30年前の知識を教えているので、ビジネスの世界では、あまり役に立たない。ビジネスでは我慢して頑張るより、ワクワクしながら人の役に立って、感謝されるほうが成果が出る。

2、自分の力だけで努力して、自分だけで結果を出さなくてはいけないと思い込む。
 →ビジネスでは分からないことは他人に教えてもらったほうが成果が出る。

3、「課題は先生が出してくれるもの」と受け身になる。
 →ビジネスでは課題解決能力だけではなく、課題設定能力も重要である。

4、満点制に慣れてしまい、アッパーサイドに制限をかけてしまう。
 →ビジネスではサプライズに意味がある。期待以上のことをしないとファンにはなってもらえない。

5、苦手科目の克服に力点をおく思考になってしまう。
 →ビジネスにおいては、弱点はないが強みもなく、平凡な人やモノには代替品が存在するため、強いところを追求すべき。

6、簡単な問題をケアレスミスなく正解することを優先し、簡単に解決できない本質的な問題は捨てる思考になってしまう。
 →簡単な問題はみんなできる。ビジネスにおいては、常識的には難しいと思われていることを試行錯誤しながら、克服していくことに圧倒的な価値がある。

7、唯一の正解があるという思考になってしまう。
 →ビジネスでは、0か100みたいなことは存在しない。正解を探すのではなく、いくつかの選択肢から何を基準に何を選ぶかを決断し、その積み重ねが自分の生き方になる。

なるほど。勉強においても大した成功体験がない私でも、思い当たるところがいくつもありました。こういうポイントに気付かずに社会人になってしまうと危険なのですね・・・。

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第1回のハタガクでは、新入社員の時期がめちゃくちゃ辛かったと話していた齋藤さんからこんな質問が。

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齋藤さん
最初から仕事は楽しかった?

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Goさん
楽しかった。とにかく自分らしくありたいと思っていたので、採用面接の時もありのままの自分を出していました。全部落とされたら、自分で会社を作ろうと思っていましたし。だから、お堅い会社は全滅しました。

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齋藤さん
なんで広告業界を選んだの?

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Goさん
僕は、TVも持っていない貧乏学生だったので、広告に憧れはなかったし、好きでもなかった。でも、広告業界において、業界の変革期の際にこそ僕は役に立つという仮説を採用面接でプレゼンし、入社してからも自分の立ち位置を先輩や上司に嫌味にならない程度に伝えていたんです。だから入社当初から結構自由でしたね、「好きにやれ」って。

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齋藤さん
全然違うわ〜! 僕の配属になった部署はとにかくハードで有名で、僕なんか毎日会社に行くのが嫌で嫌で、いつも辞めることを考えていた。
仕事量がとてつもなく多かったし、先輩に常にガツガツに打ち込まれて。
でも学生気分で調子に乗って、勝手に自分のことを優秀だと勘違いしていた自分の鼻っ柱を折ってもらえて、それから目が覚めて謙虚に仕事に打ち込めるようになった。今となってはあれは自分を成長させるのに必要なプロセスだと思っているし、その時のことを思い返せばどんなトラブルが発生しても大抵のことはその時よりも辛くない、と思える図太さを持てるようになった。

社会人が学生の100倍楽しくなる5つの思考方法

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その1 トレードの思考

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Goさん
学生と社会人の大きな違いは価値を交換する方向性です。学生は学費を払って知識をもらうのに対し、社会人は給料をもらって会社に価値を与えなければなりません。しかし、インプット重視のまま社会人になると、「会社ではなにも教えてくれない・・・」という状態になってしまいます。「自分は何をアウトプットできるのか?」を考えることを習慣化して、アウトプットの価値を上げていくことができれば社会人としては勝ち組になれます。

アウトプットを習慣化する・・・ってすごく難しそう。そしてこのあと、Goさんから「このハタガクに対して、あなたができる具体的なアウトプットを考えてみてください」と言われました。私ができるアウトプットは、さらにハタガクを盛上げるべく、友達を誘って参加することやSNSで「一緒に参加しよう!」と呼びかけることでしょうか? 本当にこれが価値のあることなのか不安だし、誰でも思いつきそうなことだなあ・・・と改めてアウトプットの難しさを実感しました。

その2 価値創造の思考

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Goさん
ビジネスやブランディングの世界での選択基準は、ファクト(要因)よりもパーセプション(知覚)になることが多いです。例えば、水でも「どこどこの水源で採れた水」というよりも「この水を飲むとこんな気持ちになれる」みたいなほうが分かりやすいんですよ。そこで、僕が価値創造するためにとった戦略は大きく2つあります。希少価値と困った人を助けることによる価値です。人がどういうときに価値を感じるかを考えなければいけないんです。

ここでもGoさんから「将来的に自分がどんな価値を提供する戦略があるか考えてみてください」と投げかけられました。

自分がどんな価値を提供できるか・・・? 分からないなりに必死に絞り出した結果、現在工学部に所属している女子というのは希少価値だと考えているので、将来的にもっとレア度を上げていくことができれば、価値を作り出すことができるかもしれません・・・。でも、人と違うことをするのってすごく勇気がいるし、難しいことです。やはり、簡単には価値を作ることはできないんですね。

その3 リスクとリターンの思考

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Goさん
海外で働く僕から見ると、日本が海外に負けているのは、リスクを過度に恐れる空気感だと思います。また、自分にとってのリターンは何かを突き詰めずに、とりあえずみんなと同じことをする人がほとんどです。どんなリスクなら自分が許容できるか、そして自分の人生にとって大事なリターンは何かを考えることが大切です。

リスクを楽しみ、失敗から学ぶことができれば、今の時代は最高の時代です。日本人は同調圧力が高く、人と違うことに対して恐れがちです。リスクに対しての許容度が低いから、自分にとって過度なストレスにならない程度のリスクをとることで希少価値を作ることができます。

確かにリスクを回避することはよく考えるけど、どんなリスクなら許容できるかという視点はこれまで持っていませんでした。この視点には、かなり感動しました。それと同時に、Goさんってギャンブラーの気質もあったりするのかな? と思ったりもしました。

その4 レバレッジの思考

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Goさん
レバレッジとは「てこの原理」で、自分の力以外のものを使ってモノを動かすことです。銀行からお金を借りて、投資資金を増やして事業を拡大するのもその一つです。さっきも言ったように、日本の学生は何でも自分の努力で解決しなくてはならないと思い込んでいる人が多いです。でも、ビジネスの達人は他人の力をうまく借りて成果を出すのが上手です。ただし、他人の力を借りるには、信用や価値の提供が必要です。この順番がとても重要で、これを間違えている人は、成果が出ず、不平不満が多いです。

あっ! これは、私得意かもしれない! と唯一、思えた思考法です。これに関しては、大して勉強での成功体験をしていないが故にかもしれませんが・・・(笑) テストでもなんでも、「わからないよー! 助けてー!」と人にヘルプを出すのはすごく得意です。ただ、自分から価値の提供をするということについてはあまり考えてきませんでした。授業のノートをもらったお礼にチョコレートをプレゼントするとか・・・その程度。でも、これがビジネスの世界の話になれば、これまで以上に価値の提供が必要になってきて、そんな簡単には助けてもらうことができなくなるのかもしれません。これからは、力を貸してもらうだけでなく、自分が相手に何をお返しできるかしっかり考えていきたいです。

その5 アダプテーションの思考

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Goさん
勉強においての成功体験をアレンジして、ビジネスでの成功を目指しましょう。そのためには、学生のルールと社会人のルールの違いを考え、成功体験の何を残し、何を捨てるかを考えることが大事です。また、ビジネスでの成功は、人間関係にもアダプテーションできると思います。さらに、自分の成功体験を他の人にもアダプテーションできたら、その価値はとてつもなく大きなものとなります。

私的には、この思考が一番難易度が高いかも? と思いました。「今の自分の能力をどうアダプテーションして、仕事に活かしますか?」とGoさんは生徒に聞いていましたが、これはなかなか思いつきませんでした。そもそも、自分の成功体験や自信を持てるような能力がまだまだ少ないのかもしれません。

まとめ

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なぜ楽しめていない社会人が多いのか? と社会人が学生の100倍楽しくなる思考法を中心に進んだ第4回のハタガクですが、今回は学生のみだけでなく、既に社会人の方々の役にも立つ内容だったのではないでしょうか? 確かに、これらの思考法をすべてコンプリートできれば、ビジネスの達人になれそうですし、仕事ができればきっと社会人としての生活も楽しくなるはず! と感じました。

これまで以上に、聞き入ってしまいました。

そして、第5回のハタガクも開催が決定しています! ハタガクのおかげで、めちゃくちゃ意識が低かった私ですら、徐々に意識が高まってきています。意識が高いみなさんも、低いみなさんも、ぜひ一緒に参加しませんか!!!(アウトプット思考、実践中)

ハタガク 第5回への応募はこちらから!
街クリ告知バナーハタガク5回目_記事用_2

過去のハタガクの様子は下のリンクから確認できます!
第1回 『意識低めな大学生が電通を辞めたベンチャー社長2人の話を聞いて腰を抜かした話』
第2回 『意識高すぎる就活セミナーに冷やかしに行ってみた。内定してもまだゴールじゃないらしい(笑)』
第3回 『就活興味なし系大学生が、正反対のキャリアを歩んだ2人の社長の話を聞いて意識が高まった話』

[編集]街角のクリエイティブ編集部
[ライター]ranran

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