ええかげんにええかげんにええかげんにせいっ
映画「フィフティ・シェイズ・ダーカー」
みなさんこんにちは。田中泰延です。ひろのぶと読んでください。青年失業家と勝手に名乗っておりまするが、要するに無職の僕が映画や本、音楽などのエンタテインメントについてお話するという田中泰延のエンタメ新党。
最近、書くのを忘れてましたが、この連載には厳しいルールがありました。それは「かならず自腹で払い、いいたいことを言う」です。もう20回以上この連載は続き、累計150万人以上の方に読んでいただいているのですが、映画会社からは「試写会に来い」とも「お金をあげるからええように書いてくれ」ともまったく頼まれません。なので、2回観るために映画代1,800円×2の3,600円を払い、パンフレットの870円とかを払い、サントラの3,000円など払い、常に客として書かせてもらいます。
ですが、いやぁ〜映画って本当にいいものですね。だいたい、「自腹で払ってよかった!」「1,800円は安かった!」「2回観てよかった!」という気持ちになることがほとんどです。いくつかの例外を除いてな。
そんな例外の歴史に燦然と輝く映画がこちら。2年前にこちらに掲載した「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。
出典:IMDb
いまではこちら、Amazonビデオで100円でご覧になれます。
そしてその時の僕の映画評はこちら。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ【連載】田中泰延のエンタメ新党
もうね、映画批評というか、映画批判です。褒めるとこナッシング。全世界で1億部売れた官能小説の映画化。禁断の愛をエロティックに描く・・・という話でしたが、僕、映画館に行ってこんな臨死体験をしたことは後にも先にもありません。2016年3月、アカデミー賞前日に行われた最低映画を決める”ラジー賞”こと第36回ゴールデンラズベリー賞では最低作品賞、最低男優賞、最低女優賞、最低スクリーンコンボ賞、最低脚本賞を次々と獲得。
その伝説の映画が、2年の時を超えて帰ってきた!! 帰ってくるな!!
続編「フィフティ・シェイズ・ダーカー」!!
予告編をごらんください。
Reference:YouTube