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東アジアの片隅で哀を叫んだ無職【連載】神様がボクを無職にした

フミコフミオ フミコフミオ


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この原稿を書いている時点(2017年4月26日)で、米の大統領と北の将軍がプロレス的な睨み合いをしていて、日本に飛んでくる弾道ミサイルの脅威が現実のものとなっている。しかし、あえて空気を読まずに僕個人の問題を申し上げさせていただくと、2008年1の月より魔法のオクスリに頼らなければ役に立たない、僕の股間に配備されているミサイルの方が大きな問題であり、このエッセイの担当であるO女史の「一般常識なのであえて言う必要はないけれども、理解力に乏しい貴兄のためにご説明差し上げると、黄金週間に入るので〆切は前倒しになります」という冷酷な通達の方が、北の将軍様の無慈悲な攻撃よりもはるかに身近であり、かつ脅威なのである。

つーか、黄金週間の存在を忘れていた。昨年末に会社員を辞めてから、休日祝祭日といった概念が失われているからである。そもそも、この地上に生み落されて以来、黄金週間というものが大嫌いなのである。

会社員時代を振り返ればカレンダー通りに休みを取って遊んだ記憶はないし、大学4年間を通じてウブな1年生女子が黄金週間を経て一気に大人の階段を駆け上がり先輩の女になってしまう悲しい現実を見てきた。

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