蛇が接客してくれる「蛇カフェ」に行ってみた

岡田麻沙 岡田麻沙


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「蛇は“無”なんです。体臭もないし、足音も立てない。鳴き声だってありません」

そう語ってくれたのは、東京スネークセンターの支配人である金子ヒサミツさん。知的な微笑みが印象的な男性だ。黒シャツからのぞく金子さんのしなやかな手が、慣れた様子で蛇を持ち上げ、そっと手渡してくれた。

「蛇は好きか?」 ――これは、「綺麗なお姉さんは好きですか?」というフレーズと同じ構造の問いである。好きに決まっているよね、という認識がその内側にはある。蛇は、いい。ちょろちょろ動く二股の舌、つぶらな瞳、すべすべの肌触り。あんな素敵な生き物は、なかなかいない。ということで、今回は蛇カフェに行ってきたレポートだ。できるだけソフトな写真を選んだつもりだが、途中で蛇の写真も出てくるので、苦手な方はご注意いただきたい。

いざ、蛇カフェへ

2015年8月8日、原宿のど真ん中に「蛇カフェ」がオープンした。1年と9ヶ月を経て、2周年を目前に控える東京スネークセンターは、GW中も引きも切らずの客入りであった。エレベーターを降り、入り口を開けた客を出迎えてくれるのは、棚の上にずらりと並んだ「蛇アテンダント」達だ。一匹ずつ、ガラスケースの中に収まっている。

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「うお」「やべえ」などと呟き、入り口付近で二の足を踏む我々に、店員さんが素早く近づいて来た。システムの説明をしてくれる。入場料が1,000円、これには1ドリンクの料金も含まれている。制限時間は特にない。入り口に並ぶ「蛇アテンダント」から好きな1匹を選び、テーブルに連れて行くことができる。まさかの指名制である。写真撮影は自由。蛇、撮り放題だ。オプションとして540円を支払えば、蛇と触れ合うことができる。「ふれあい、しますか?」という店員さんの問いに、「はい!」と即答する私と友人。

まずは席についてドリンクを注文する。今回アテンダントとして選んだのは「黒姫ちゃん」。艶やかで美しい、オールブラックなボディの持ち主だ。「ご指名ありがとうございます」などとは、もちろん言わない。ただニョロニョロとケースの中を這いまわっている。この塩対応がけっこう良い感じである。

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