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胎内記憶を聞いてみた【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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「胎内記憶」というのをご存知だろうか。子どもが胎内、つまり母親のお腹のなかにいたときの記憶のことである。私は、映画「うまれる」で初めて知った。当時はまだ独身で、もちろん子どももいなければ結婚や妊娠の予定すらなかったけれど、夜、一人で観てティッシュが足りなくなるほど泣いた記憶がある。もし観る機会があったら、皆さんにもぜひ見てもらいたい作品だ。簡単に言うと、胎内記憶をもとに「子どもは親を選んで生まれてくる」ことを示し、「この世に生きていることは、それだけで凄いことなのだ」と教えてくれる内容になっている。

どうやら2~3歳で記憶を語る子が多いらしい。お腹の中が暗かったとか、ひも(へその緒)で遊んでいたとかいう話から、中には、空でパパとママと見ていて、あのママのところに生まれたいと神様にお願いしたとか、虹の橋を渡ってお腹に入って来た、みたいなメルヘンな話をする場合もあるんだそうだ。おもしろい。私も息子に聞いてみようと思い、これまで何度かトライしてみたが、どうも会話がかみ合っていなかったり、スルーされたりしていた。もうすぐ4歳。3歳児でいる時間もあと僅か。ぜひ最後にもう一度聞いてみたい。そこで、今度こそ失敗するわけにはいかない、とモノの本を読んで色々勉強してみた。どの本にも共通して書かれていたのは、次の2点だった。

まず、胎内記憶を聞き出す環境について。これは、親子ともにリラックスしている時がいいらしい。お風呂だったり寝る前だったり。突然語りだす子もいるらしい。

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