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新米ママにおくる「ママ友のつくりかた」【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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最近出産した友人から「ママ友って、何処でどうやってできるの?」と聞かれた。そういえば前も、出産して半年で職場復帰した友人から「普段、ママ友とかと遊ぶの? どんな感じなの?」と、聞かれたことを思い出した。彼女は育休中はずっと家にいたので、ママ友という存在に出会わないうちに会社に戻ってしまったらしい。そうか、ママ友って、そんな謎めいた存在なのか・・・。ということで今回は、新米ママに宛てて、ママ友の作り方をお伝えしたいと思う(あくまでも、私の場合、であることをご了承いただきたい)。

ところで、ママ友、と聞いて、どんなイメージを持つだろう。
Yahoo!で「ママ友」と検索してみたら、「トラブル」「めんどくさい」「いない」「嫉妬」「格差」「ランチ」・・・と、まあいろんなワードが出てきた。う~ん、と、眉間にしわを寄せながら検索しているママのイメージが容易に浮かぶ。ランチの場所も、結構難しいもんね。私も悩むよ。

でもこの結果は当たり前と言えば当たり前だ。「ママ友 円満」「ママ友 楽しい」「ママ友 いっぱい」・・・そんな検索結果が出てきたら逆に驚く。そういう幸せな事象を、一体何がしたくてインターネットで検索するのか。悩んでいるから忙しい家事・育児の合間を縫ってネット上に問いかけるのであり、悩んでいない人はそもそも検索しない。

かつての私は「ママ友」というものに対して、相当ドキドキしていた。というのも、社会人として働いている数年の間にすっかり「ピュアな友達の作り方」を忘れてしまっていたのだ。仕事も趣味も関係ない、共通の友人もいないという、いわば、ピュアにまっさらな出会い。お互い「子ども」という共通項だけは持っているけれど、名前も年齢も出身も、そういうプロフィール的なものは一切ないし、明らかにされない。どうしたら「友」と呼べるような人に出会えるのか。息子が1歳になる頃アメリカから帰国し、縁もゆかりもないところに居を構えて一番に思ったのは、冗談ではなく「友達できるかな」であった。

あれから3年。有り難いことに、本当に良いママ友に恵まれている。不安だった「ママ友」。では、私はどうしたか。

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