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(1)自分の本はどうやって出版するの?【連載】普通の人がベストセラーを書く方法

街クリ編集部 街クリ編集部


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街クリの新企画「普通の人がベストセラーを書く方法」が始まりました。

これは、西島編集長に『思考のスイッチ』の執筆をオファー頂いたフォレスト出版の稲川智士編集長に、逆に厚かましく出版業界の実情、そして、怪しい部分を聞いていくという連載企画になります。西島編集長と稲川編集長の対談形式で進めます。

稲川編集長のプロフィールはこちら

稲川智士(いながわ・さとし)
編集者として20年。
フォレスト出版は14年在職

主な編集書籍
『歴史活眼』(谷沢永一)
『ヒルティに学ぶ心術』(渡部昇一)
『人生と経営』(稲盛和夫)
『バビロンの大富豪』(ジョージ・S・クレイソン)
『真実の中国史』(宮脇淳子)
『小さな会社★社長のルール』(竹田陽一)
『日経平均4000円時代が来る』(大竹愼一)
『マインドマップ・ノート術』(ウィリアム・リード)
『シュガーマンのマーケティング30の法則』(ジョセフ・シュガーマン)
『涙の数だけ大きくなれる!』(木下晴弘)
『不変のマーケティング』(神田昌典)
『世界一ふざけた夢の叶え方』(ひすいこたろう/菅野一勢/柳田厚志)

1回目は、みなさん最も気になるであろう「自分の本はどうやって出版するの?」というお題です。

西島知宏(以下、西島) 逆インタビューに応えて頂き、ありがとうございます。

稲川智士(以下、稲川) いえいえ、こちらこそ楽しい企画をありがとうございます。

西島 早速ですが、インタビューを始めて行きたいと思います。私自身、稲川さんから出版のオファーを頂くまで、あまり出版業界のことに詳しくなかったので、今回自分が本を書いていく上で、本が出来上がって行くまでのプロセスを見ていて「おもしろいな」と思うことが多々あったので、その辺を掘り下げて行きたいと思っています。

稲川 出版業界にどっぷり浸かってしまうと「何が他の業界と同じで、何が違うのか」分からなくなっていると思いますので、ぜひ西島さんがおもしろいと思う所を掘り下げてください。

西島 まずはベーシックな質問からなんですが、書籍出版の入り口としてはどのようなものがあるのでしょうか?

稲川 大きく分けると6つの方法があります。

西島 そんなにあるんですね。持ち込みとスカウトしかないと思ってました。

稲川 多くの方がみんな本を出したいと思っていますから、アプローチの仕方も多様で、結果、いろいろ入り口ができています。

西島 その気になる6つをお伺いしても宜しいでしょうか?

稲川 主に持ち込み、出版エージェント、編集プロダクション、出版セミナー、著者の紹介、スカウトの6つですね。

持ち込み

西島 順番に伺って行きます。まずは「持ち込み」なんですが、これは文字通り「私、本を出したいんです!」と前のめりに来る感じなんでしょうか?

稲川 直接出版社に来る人はあまりいないですね。私たちも毎日忙しくしているので、お会いできないことが多いですし。大体は郵送できます。

西島 1ヶ月でどれくらい送られてくるもんなんですか?

稲川 50、60通ぐらいでしょうか。

西島 そんなにいるんですか? みんな暇、あ、意識高いんですね。その中から何人くらいの人が出版にこぎつけるんですか?

稲川 正直言うと、ほとんどいません。100通に1通あるかないかですね。というのも、大体の人はいろんな出版社に送っているからなのか、出版社のテイストを考えないで送ってくる人が多いんです。

西島 ビジネス書バリバリのフォレスト出版なのに、料理のレシピ本が送られてくる的なことですか?

稲川 そうです。

西島 じゃ、持ち込みは相当出版社の色を分析して、且つレベルの高い企画書とイケてるプロフィールがないと厳しいということなんですかね。

稲川 そうなりますね。

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