バクマン。【連載】田中泰延のエンタメ新党

田中泰延 田中泰延


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あり。

映画「バクマン。」

 

ふだん広告代理店でコピーライターやCMのプランナーをしている僕が、映画や音楽、本などのエンタテインメントを紹介していくという田中泰延のエンタメ新党。かならず自腹で払い、いいたいことを言う、をルールにしています。どっちかというと、観てから読んだ方が話のタネになる、そんなコラムです。
 
さて、前回からあっという間に時間が経ってしまいました。一か月です。日に換算すると30日、分で数えると43,200分、秒で示すと2,592,000秒です。細かい単位の方がピンとこないのでごまかしやすいと思っていたのですが、見ている人はいるものです。このサイト『街角のクリエイティブ』の編集長、西島さんから連絡がありました。
 
この、巨大なろくろを回す人物です。


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わしが街クリ編集長、西島知宏である!!! 田中よ。いいかげんに書かないと忘れられるぞ。

そうですね。だが断る

田中よ。人は、いつ死ぬと思う・・・? 心臓を銃で撃ち抜かれた時・・・違う。不治の病に犯された時・・・違う。猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・違う! ・・・コラムを書かなかった時さ・・・!!

安西先生・・・バスケがしたいです・・・



なごやかな原稿取り立ての会話が続いた後、いつものように編集長は着衣を脱ぎ捨てました。

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我が街クリの編集力はァァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ!

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出典:『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦(1987年)

「しょうがねぇ。約束したんだから・・・じゃあ執筆すっか」
「コラムはトモダチ。怖くなんてないよ」
 

そうです。西島編集長もわたしも「少年ジャンプ」で育ったのです。西島編集長はこんな記事も書いています。

D通マンが普段思ってそうなことを「ドラゴンボール」の名言で言い換えてみた
D通マンがやってそうなやり取りを「スラムダンク」の名言で言い換えてみた

「田中よ、バクマン。を観に行け」

「バクマン? この映画すか?」

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出典:Amazon

「田中よ、それは“パックマン”だ。しかもそれは「ピクセル」という題名の別の映画だ」

「じゃあ、こっちすか?」


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©2015 Pokémon.(出典:LINE公式ブログ

「田中よ。字数を稼ぐな。それと権利関係が面倒な画像を貼るな」

こうしてさらに7,200秒を浪費しながらも今回観た映画は、「バクマン。」。少年ジャンプの人気連載の実写映画化です。
 
映画「バクマン。」予告篇

Reference:YouTube

ほう、こんなマンガ原作があったのか。原作・大場つぐみ、作画・小畑健、『DEATH NOTE』のコンビで、こっちも単行本累計1,500万部売り上げとな。僕はまったく読んだことがありません。45歳酉年天秤座A型の僕にとってのジャンプは、『ドラゴンボール』『スラムダンク』ぐらいまでです。
 
こういう人気マンガの実写映画化は得てしてむずかしい。思い入れの強いファンによる「原作ガー」「原作ガー」の大合唱になるのは『進撃の巨人』騒動で記憶に新しいというか、現在進行中です。なので、むしろ原作を読んでない僕の方が、素直に映画として鑑賞することができるでしょう。
 

さて、結論から言います。前置きが長かったのにもう結論です。
 
 

サイコーでした。
 
いや、最高だった映画を最高でしたと書く映画評なんて最低なんですけど、この場合のサイコーは主人公の名前なのでよいのです。
 
なんども拳を握りしめました。なんども泣きました。なんども心の中で主人公たちと一緒に「うぉーーーー!」と叫びました。
 
上映時間ちょうど2時間。秒でいうと7,200秒、まったく無駄な時間がありません。さっき僕が無駄にした7,200秒との違いたるや。
 

監督は、大根仁。


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出典:twitter

僕めちゃくちゃ大好き、みんな大好き、あの「モテキ」の監督さんじゃありませんか、いや、もういろんなことが納得ですよ。おいおい書きますけど。
 
映画は、マンガ家をめざす高校生2人が原作と作画というコンビを組んで、憧れの「週刊少年ジャンプ」に作品を持ち込み、連載を獲得し人気投票アンケートで1位を狙う、というストーリー。
 
原作担当のシュージンこと高木秋人を演じるのは、神木隆之介。

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出典:映画ナタリー

 
作画のサイコーこと真城最高に扮するのは佐藤健。

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出典:映画ナタリー

 
映画「るろうに剣心」(監督:大友啓史)では敵を演じた二人が、この映画では親友であり、同志です。

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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

高校生二人が夢を追いかけ、ある時点では勝利し、そして敗れ、また未来へ向かって物語が開かれて閉じる。北野武監督の「キッズ・リターン」を思わせます。まさしく青春映画です。
 
さて、二人が目指す「少年ジャンプ」とはどんな世界か。これを誰でもわかるように爆速で説明するオープニング映像が、秀逸です。
 
日本のエンタテインメントのメインストリーム、もっともメジャーでもっともマスに向き合った戦場、つまりサブカルチャーではなくポップカルチャー。アンケート至上主義による熾烈な競争、資本主義の縮図、その内幕をそのままマンガにして、当の「ジャンプ」に連載するという離れ業が原作だと思うのですが(読んでないけど)、それを、東宝というメジャーな映画会社で、メジャーな若手俳優が競演するという堂々たるエンタテインメントとして勝負していることに意味があると思います。
 
題材も、手法も、どこからも「逃げてない」。「マンガを描く」という「ネタを考える」「机に向かう」という地味な作業をちゃんと見せることからも逃げてない。そして、ナナメから物事をみる姿勢に逃げてない。恥ずかしさをかなぐり捨てて真正面から友情、努力、勝利、そして恋を叫ぶことから逃げてない。
 
そう、恋といえば、この映画には女性はたった一人しか出てきません。


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出典:OTOTAKE

亜豆(アズキ)を演じる小松菜奈、一人だけです。この亜豆がもう殺人的にかわいい。「モテキ」の長澤まさみもそうでしたけど、大根仁監督はどうしてこうも女の子を殺人的に可愛く撮れるのでしょうか。亜豆が映るシーンは、いちいちスローモーションです。いちいち扇風機で髪が風になびいてます。いちいちレフ板で照り返してます。ヒロインというより、ミューズ、女神といっていい。僕、小松菜奈ちゃんのためなら死ねると思うんですよ。
 
これはどういうことかというとですね、たった一度きりの人生、死んだら終わりなのに死ねるほど美しいってことは、つまり、男子が命を賭ける理由がカタチになったものなんですよ。だからいちいち主観なんですね。「そう見えている」んです。女神が男を運命と奮闘へ向かわせるんですね。
 
なので、一人をのぞいて他の出演者は、すべて野郎です。素晴らしく汗臭い映画です。

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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

男たちの集団は、かつて手塚治虫や藤子不二雄、赤塚不二夫や石森章太郎、そして寺田ヒロオたちマンガ家がつどった「トキワ荘」を彷彿とさせます。小道具にも、台詞回しにもそれを意識させる箇所がたくさん出てきます。そう、この映画は、「ジャンプ」にとどまらず、マンガというものの歴史にリスペクトを払っているところがまた泣けるんです。マンガ家たちを演じる桐谷健太、新井浩文、皆川猿時のキャラ設定も明快で、そこに引き込まれるからこそ観客は最後にカタルシスを得る仕掛けになってます。とにかく、この映画は、キャラに、カットに、コマ割りに、整理整頓が行き届いているのです。
 

 
で、その男たちの戦いにひときわ強大な敵として立ちふさがる男、新妻エイジ。10年に一度の天才といわれる高校生マンガ家、演ずるは染谷将太。この傲岸不遜ぶり、これぞライバルでしょう。


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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

 

さらに、脇を固める役者陣もすばらしい。


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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

宮藤官九郎が扮する、劇中マンガ『バックマン』の作者、川口たろう。甥っ子である幼い日の主人公・サイコーに、マンガを描くことに人生を賭ける姿を刻み込む。そこから「マンガはバクチ」、つまり「バクマン。」という言葉につながっていくんですけど、ジャンプで連載していた『バックマン』が打ち切りになった川口たろうは力尽き死を迎える。川口は、何かを創ることに命をかけるという生き方を、身をもって教えます。それがいつしかサイコーの運命とジャンプ編集長の因縁に重なり、物語の綾をなしてゆきます。

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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

※画面向かって右

「ジャンプ」の編集者、服部。2時間の映画で服部が出るシーンは全部で15分ぐらいでしょう。なのに最初に彼が現れたときの「あれ? なんかイヤな人なのか?」からの、観終わったときの連帯感との差はどうですかみなさん。しかも抑えた抑えた演技で。これが映画俳優でしょう。山田孝之でしょう。
 
特筆すべきは・・・ジャンプ編集部が汚い!! 汚なすぎるリアリティ!! これがセットなのにはびっくりです。

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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

神は細部に宿る。これこそ映画の真髄であり、またマンガの真髄でもありますね。こんな狂ったようなディテールの積み重ねが、ボディブローのように観客に効いてくるんです。

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出典:「バクマン。」オフィシャルサイト

※画面向かって左

「少年ジャンプ」編集長、 佐々木。「モテキ」「そして父になる」「ジャッジ!」「凶悪」「海街dairy」「野火」・・・僕が最近感心した邦画、ぜんぶリリー・フランキーですよ。きっと50年後、「平成の名俳優 リリー・フランキー」っていう本がたくさん出版されるでしょう。それらの本の前書きには共通して絶対に「リリー・フランキーという名前だが北九州出身の日本人である」と書かれるはずなのが楽しみでしょうがありません。
 
編集長が絶対的な権限を持っているジャンプの編集会議、これこそこの映画を象徴するシーンです。作品を瞬時に「あり」「条件付きであり」「なし」と掲載、不掲載を決めていく。
 
厳しい競争社会の縮図、人気至上主義の現実そのものです。この映画は、「職業もの」としても残酷なまでに逃げがありません。一度でもこの社会で選別と競争に晒されて仕事を得たり、失ったりしたことがある人間には、胸に迫るものがあるでしょう。
 
僕も胃がキリキリしました。人生をまるごとマンガに賭けて戦う主人公たちのような大バクチでなくても、僕自身、広告クリエーティブという世界で、日本で一番メジャーな会社にもぐり込み、今日まで23年間戦ってきました。人気アンケートの一位にはなれないけど、連載打ち切りにもならないギリギリのところで戦ってきました。そしてその都度「あり」「条件付きであり」「なし」の宣告を繰り返し受けてきましたし、いまもそうだからです。
 
また主人公たちは編集者や読者の要望を取り入れて、常に戦略と戦術を変えて勝利を目指します。ポップとは、メジャーとは、「やりたいことを好きにやる」じゃないんですよ! やりたいことと勝てることの狭間で、常に最適解を目指すことなのです。

 
さあ、映画は激しくドライブします。シュージン=サイコーのコンビとエイジのマンガ対決です。この映画は、マンガを描くという地味な作業を、映画館で観るべき必然性のあるエンタテインメントにして見せてくれます。
 
まず、音が先行します。ペンが紙に世界を刻み付ける音。それは一つ一つが天地創造の音であり、モーゼが紅海を割るような音。作家がゼロからすべてを創る、その原初的な音が映画館に満ち、「聴かせて」から、プロジェクションマッピングによる時間の跳躍、空間の拡張によって「見せて」ゆく。まさに練りに練られた表現だと思います。これが気持ちよくなくて何が気持ちいい。
 
そして剣豪同士の対決のようにペンで斬り合う3人。

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出典:「バクマン。」予告篇より

これ、手塚治虫の「フィルムは生きている」じゃないですか! マンガ家である主人公「宮本武蔵」のライバル「佐々木小次郎」が背負っているのがまさに巨大なペン。

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(c)TEZUKA PRODUCTIONS.

こんなところにもマンガの歴史へのリスペクトが感じられます。
 
物語は、サイコーがある限界を越えたところで大きく「転」にさしかかります。
 
亜豆がサイコーのもとを訪れたときの言葉、これをサイコーがフラれたと受け取る人、ちょっとあなた人間のなにを見てるんだ。あれはサイコーが描く、亜豆を模したヒロインのセリフです。亜豆のサイコーへの愛は変わらないし、あんなふうに女神は男を叱咤激励するんです。
 

大根仁監督の大傑作「モテキ」でラスト、なぜ理屈を越えて感動するか。それは、長澤まさみの言ってることとやってることが違うからなんですよ。
 

前回の映画評「日本のいちばん長い日」で、僕は「人間社会は言葉でできている」と書きました。そうなんです。法律も、判決も、結婚届も、借用書も、言葉でできている。でも、じっさいの人間てやつは、言葉と心がうらはらの時こそ、胸を打つんです。
 

だから「友情? 努力? 勝利? あんなのマンガの中の話ですから」と言い放つ男、新妻エイジがわざわざ訪れ、サイコーの原稿に汗を2滴、勝手にペン入れする行為。
 

悔しさと、その裏にある真意に涙をこぼすサイコー。泣きながら微笑む佐藤健の演技。ライバルから受け取った炎で再び立ち上がる男。どうかエイジの描いた汗2滴の行方を見守ってください。
 

エイジも、亜豆も、サイコーも、言葉とは逆のことをする。人間のほんとうの気持ちを言葉じゃなく、表情で、仕草で、伝えるのが映画じゃないか。顔で笑って腹で泣き、涙こぼして瞳で微笑む。だからこそ我々の深いところを射つ、あなた「男はつらいよ」観たことありますか。それが映画ですよ! それが監督・大根仁の映画的なセンスですよ!
 

映画は爆発点を迎えます。服部は「ちょっとクサいけど」と言います。佐々木編集長はクサいを通り越したクサい台詞を吐きます。しかしそれがちっともクサくない。「まるでマンガみたいな」という言い方が最高の褒め言葉になるクライマックス。
 
これこそがジャンプでしょう。ジャンプの精神でしょう。ジャンプのスピリッツでしょう。最後ちょっと出版社間違えました。

 
生前の川口たろうが言います。「マンガは読者に読んでもらって、初めてマンガなんだよ」と。サラリーマン、学生、ホスト、道路工事のお兄さん、子どもたち・・・みんなが待ちに待ったジャンプを読むシーン。泣けて泣けて泣けます。
 
どこか孤独な部屋で、見えない誰かに向かってなにかを創る、それはいつかほんとうに誰かに届くかもしれないから、わたしたちはなにかを創るのです。
 

『バックマン』が古本屋で売られてるシーン、あれもいい。安くはなってる、たぶん50円でしょう。ボロボロの雨ざらしになってる。でもマンガ・ネバーダイなんですよ!! 子供たちがいつか手に取るんです。燃やされて灰になるまで、マンガはきっと誰かの心を打つんですよ。そんなものをひとつでもこの世に残せたら、人生というバクチは、大勝利じゃないか。僕はここでドン引きされるぐらい泣きました。ビエ〜。
 
 

この映画に、もしピンと来なかった人がいたら、いつの日か、何かと戦ったあとにもう一回、観てください。勝っても負けてもいい、寝ないで戦った人、見えない誰かと戦った人、つい寝てしまったけど遠くから声が聞こえた気がしてもう一度起きて戦った人、この国で、この世界で、何でもいい、たとえ鼻くそダーツ選手権でもいい、何かの「一位」を目指して戦った人は、もう一回、この映画を観てください。

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出典:『ドラえもん』藤子・F・不二雄(1969年)

そのとき、あなたは泣いている自分に気がつくでしょう。そして、もう一度、戦う勇気を手にするでしょう。
 

もうね、まだまだ書きたいこといっぱいあるんです。いま日本でプロデューサーの川村元気はどんだけ元気なんだよとか、映画ビジネスそのものがバクマンならぬバクチ映画、バクエイだよねとか、マンガという日本が世界に誇るコンテンツの話を描いたこの映画こそ海外で配給したらいいよねとか、劇判のミニマルな響きから主題歌までサカナクションの筋通ってる感ある音楽素晴らしいよね『新宝島』って曲名それこそ手塚治虫だよねとか、担任の先生「桐島」と同じだよね神木隆之介の前田がシュージンになってついに世の中に勝負かける話だよねとか、ジャンプの編集部が劇団ヨーロッパ企画すぎるよねとか、飲み屋で話したいことは残ってるんですけどね。
 

言っとくけど俺なんでもかんでも褒めないよ。しかし、全然期待しないで言われて観に行ったこいつにはやられました。圧巻のオープニングから、疾走するストーリー、練り上げられた映像表現、役者たちの役者っぷり、異常なまでに造り込まれた汗2滴の絵だけでも灰皿だけでも意味を持つ細部、ナナメも逃げもないド直球の歓喜、そして「モテキ」に続いて世界エンドロール大賞ってのがあったらぶっちぎりで優勝のラスト。
 
「友情・努力・勝利」ってまさにこの映画創った人たちだろ。完璧な7,200秒とはこういうものです。1,800円は安いわ。レディースデーで1,000円で観た女の人なんか800円不労所得なんで僕にインデアンカレーの玉子乗せを奢ってください。

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さあ、観に行って書きましたよ西島編集長。寝ないで書きましたよ編集長。我が原稿に一片の悔いなし!!

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出典:『北斗の拳』原哲夫(1983年)

で、掲載していただけますか?
 
「あり」

街角のクリエイティブ ロゴ



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