ものまね界に激震!!「アイ, トーニャ」 に会いたいにゃ!

シーズン野田 シーズン野田


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タイトルからいきなりダジャレをかましてすみません。
箸が転がった程度のことでバッシングに大炎上する世の中だが、ダジャレを自主規制するのはさすがに情けないかと思い強行しました。いきなり、てじなーにゃを想起させ懐かしい気持ちにさせてすみません。

しかしながら今回取り上げる映画「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」もまた懐かしさ訴求で話題化を狙っているので、これまた許していただければと思います。

「〜史上最大のスキャンダル」は多少大見得切った感も否めませんが、「アイ,トーニャ」・・・なかなか素敵なタイトルの映画です。

ミスチル好きならば、「アイトーニャしの君が笑った」という「シーソーゲーム」の冒頭をボキャブラ天国することでしょう。

さて、ユニークユーザーの諸君達はトーニャ・ハーディングをご存知でしょうか? アメリカ出身のフィギュアスケート選手で、女子選手として史上2人目のトリプルアクセルを成功させたお方です。

自分が唯一ハーディングに関して覚えているのは、1994年リレハンメルオリンピックで、靴紐が解けていることを審査員に泣きながらアピールしている姿です。

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「ねーねー、このオネーさん、なんで足を上げて泣いているの? 」
「手はすでに上げているからよ」

という、母の返しにきょとんとしたのを覚えていますが今考えるとなかなかうまいこと言います。

むろんこれは、ナンシーケリガン襲撃事件のことを指しています。なんとハーディングはオリンピックに出るために、人を使ってライバルのケリガンに怪我を負わせたのです。
「〜史上最悪の事件」とは、この事件のことを指しています。

スクリーンショット 2018-06-09 12.53.40

本作は、そんな事件の真相をインタビューによって暴きながら、トーニャの半生と反省を描くスポーツ実録物。「こんなことが本当にあったの? 」と半ば疑ってしまうようなレベルのバカ話です。

本当だからこそ描けたのかもしれませんが、脚本に惚れ込んだ主演のマーゴット・ロビーも当初は実話だと思わなかったとか。

アメリカではハーディングに同情的な立場をとる本作に対してバッシングがあったようですが、逆に言うとこの映画が面白いということです。はい、この映画すごく面白いです。

実話との距離感や、キャラクター描写、作品の心意気など挙げればキリがないほどに、どれをとっても素敵です。館内ではいきなり冒頭のマーゴット・ロビー扮するハーディングが喋った瞬間から笑いが起きていました。

出典:IMDb

ハーディングを知っている40代〜50代のお客さんが多めだったからかもしれませんが、やっぱりものまねって掴みには有効なんだなぁと思いました。

コロッケとかものの数秒で爆笑を巻き起こしますからね。あそこまで顔が伸縮する人間はおりません。どうしてコロッケの長渕剛とか、玉置浩二って腹の底から笑えるのでしょうか?

コロッケの話は腹が減るのでやめておきますが、とにかくハーディングのものまねをするモチーフの絶妙さと、めちゃくちゃリアルなインタビュー映像の再現という珍しさと構造の複雑さに、そこまでハーディングを知らない自分でもニヤついてしまいました。

何をしてんだこの映画。いきなり志が高すぎる。

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