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女子大生に、昭和の恋愛ソングは刺さるのか?

オルカ オルカ


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街クリの前回の記事で「昭和の流行」について調べたところ、その後すっかりマイブームが「昭和」になってしまった私。その中でも昭和の恋愛ソングと呼ばれ、個人的には女性が歌っているものが可愛らしくて共感できるものが多いのでお気に入りです。

ということで今回は、私が最近特にリピートして聴いている曲を3つピックアップし、「昭和の恋愛ソング」を聴いた平成生まれの女子大生(=私)の感想と、ネット上で見つけたその曲の感想等を比較しながら綴っていこうと思います!

『木綿のハンカチーフ』太田裕美(1975)

タイトルだけなら分かる、もしくは「恋人よ~♪」とメロディーが流れれば何となく聴いたことがある! という平成生まれも多いはずであろう『木綿のハンカチーフ』。最近では椎名林檎さんがカバーしているみたいですが、私は今回初めてちゃんと全部を聴きました。そして、その感想はというと、

泣きそう。なんだこれは。

この曲は、都会に出て行った彼氏と地元に残っている彼女とのやりとりが1番から4番にかけて続いていく物語になっています。

まず1番では、都会へ旅立った彼氏が「都会で君への贈り物を探すね」と言うのですが、「欲しいものはないから、都会の色に染まらないで帰ってきてね」と彼女は返します。恋人でも友達でも、好きな人たちが変わっていくのは寂しいものです。

そして2番。半年が過ぎ、彼氏が「都会で流行っている指輪を贈るよ」と言ってくれるのですが、「ダイヤモンドや真珠より、あなたのキスがいい」と彼女は言うんです。確かに、指輪を買うお金で半年に1度くらいは会いに来てほしい気もします。

そして個人的には、この後の3番の歌詞が特に切なすぎて毎回ウルっとしてしまいます。都会に慣れた彼氏は彼女に「君はまだお化粧していないままなの?」と聞いてみせ、そして「俺は都会の男になったよ、カッコイイだろ?」とでも言いたげに

見間違うような スーツ着たぼくの写真 写真を見てくれ
引用:『木綿のハンカチーフ』太田裕美(1975)

とか言ってくるんです。うわぁ、分かってねぇこの男。

だって彼女の本音はこう。

いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの
引用:『木綿のハンカチーフ』太田裕美(1975)

Oh, This is 男女のすれ違い。男子の「カッコイイ」ってなんでこういうのなんだろう。え、何に憧れたの? まさか漫画!? みたいな。そんなことしなくても十分、好きだったのに。

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