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「ゴースト・イン・ザ・シェル」公開。世界観や見所をおさらい

加藤広大 加藤広大


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パズ


出典:「攻殻機動隊 新劇場版」オフィシャルサイト

影は薄いがかなりのジゴロ、接近戦ならお手の物「同じ女とは2度寝ない主義」とは本人の弁

矢野

原作、アニメ版ともに殉職。矢野は二度死ぬ

タチコマ

9課のアイドル。かわいい。3体集まるとAI戦隊タチコマンズになる

ちょっと端折りましたが、こう並べてみるとかなりクセのあるメンバーですね。特攻野郎Aチームかと思いました

このように練りに練られた世界観、個性的な登場人物、9課が直面する社会の闇、権力の暗部、義体化と生身、AIとゴースト、人とは、機械とは、魂とは何か、などなど、さまざまな点が線を紡ぎ、まるでネットワークのように複雑に絡まり合い面を成し、ときには立体的になりながら「攻殻機動隊」という像を成していく。この絡まった面白さというのが、シリーズを通しての最大の魅力ではなかろうかと思います。

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」1話目は、こんなメッセージからはじまります。

あらゆるネットが眼根を巡らせ
光や電子となった意思を
ある一方向に向かわせたとしても
“孤人”が
複合体としての“個”になる程には
情報化されていない時代・・・
引用:「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」

これって何だか、最近の世の中みたいですね。

そうそう、もうひとつ攻殻機動隊で重要な要素があります。それは「音」です。

各作品を担当したメンバーは豪華も豪華、川井憲次、菅野よう子、コーネリアス、「EX MACHINA」では細野晴臣が音楽監修と、いずれも素晴らしい音源でシリーズを支えています。

劇場版アニメ「イノセンス」なら、75人もの民謡歌手(西田和枝社中)が歌う『傀儡謡クグツウタイが有名ですね。川井憲次が手がけました。

Reference:YouTube

さらにクライマックスに使用された傀儡謡では、4回収録したコーラスを同時に流す事によって音に厚みを持たせるという、まるでお前はマイク・オールドフィールドかと突っ込みたくなるほどの小技も使われています。

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