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コードが弾けなくても大丈夫、今日からはじめる「ロック・ギタリスト」入門

加藤広大 加藤広大


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アンプやシールド、エフェクターを購入する

ギターを購入したり、誰かに借りたり、ロッド・スチュワートの屋敷から盗んだりして無事に手に入れた場合、次に考えるべきは、アンプやエフェクターの選定です。

まずアンプですが、家で弾くくらいであれば、そこまでパワーは必要ありません。適当にマーシャルやジャズコーラスなどの有名どころを購入すれば間違いないでしょう。

個人的にはVOXが安くてデカく、デザインも良いのでおすすめです。もちろん、資金がある場合は、ウッドストックのようなスピーカの前に立ったら人が死ぬほどのサウンドシステムを構築するのもよいでしょう。壁の厚さや予算と相談してください。


出典:VOX

適当なアンプを調達できた場合、「これって、どうやってつなぐんだろう」と、あなたはひとつの疑問を抱くはずです。そこで必要なのがシールドケーブルです。価格は二束三文の品からウン万円までピンキリですが、迷ってしまった場合はVOXのカールコードタイプを購入すれば間違いありません。

ちなみに、なぜカールコードなのか? と聞かれた場合には、「アベフトシが使ってた」でもいいですが、できれば「ウィルコ・ジョンソンが好きで」と答えてください。

ギターとアンプを揃えたら、せっかくなのでエフェクターも欲しいところです。音を歪ませたり、ディレイをかけたり、粒を揃えたりと、さまざまな種類が販売されています。

「どれがいいかな」と迷ってしまった場合は、何はともあれビッグ・マフあたりのファズを購入してみてください。壁みたいな音が出ます。


出典:Electro-Harmonix

エフェクターを購入するのが面倒くさかったり、資金が乏しかったりする方は、ジャックにシールドをぶっ刺して、ギターウルフよろしくそのままアンプのツマミをフルテンにして掻き鳴らせば、まったく問題ありません。

ストラップもぬかりなく

ギター関連の道具を揃えるうえで、つい見逃しがちなのがストラップです。例外もありますが、ギタリストはテクニックが上達するにつれて、どんどんストラップがダサくなっていくものなので注意が必要です。ロックギタリストを目指すのであれば、小物にも気をつけましょう。

既製品でも良いのですが、DIYという手もあります。たとえば、ドクターマーチンの靴紐で作成すれば、紐が肩に食い込んで激痛が走るものの、「コイツ・・・できる!」と思われるほどにはロッカー感を醸し出すことが可能です。

また、上級者向けにはなりますが、自転車の荷台で荷物を縛る用のゴムも、ストラップに転用できます。本当はマンドリンやバンジョーなどの軽めの楽器で使用するものですが、硬めのゴムであればギターにも流用可能でしょう。

なにせゴムですので、チョーキングをした際にギターを下に引っ張ることにより、非常に大げさなモーションをカマすことができるのが何よりの魅力です。もちろんやや上を向いて目をつぶりながら、唇を噛み締めるチョーキング顔芸も合わせるとモアベターです。

街角のクリエイティブ ロゴ


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