さて、今年ももう2月が終わりそうですね。早いですね。バレンタインも終わっちゃいましたね。そういえばバレンタインにチョコをあげる習慣は、ご存じのとおり製菓業界の企業戦略から生まれましたってのは有名な話ですよね。本命チョコの他にも「義理チョコ」「自己チョコ」「友チョコ」「逆チョコ」「ファミチョコ」など多種類に及ぶバレンタインチョコがあります。「ホ〇チョコ」といって男性同士であげるものもあるそうですが、もらったことある人はいますか? こうして新しく流行りを作ってバレンタイン市場を盛り上げているわけなんですね。
さて、「企業戦略」と言えばファッションの世界なんかにもありますね。ファッションや美容、デザイン業界を盛り上げるためのマーケティング戦略として、実は毎年世界基準で流行色が発表されているんです。
「しかしその流行色ってやつ、一体、どこの誰が決めてるって言うんだい?」
お答えしましょう。世界の流行色を決めているのは「色の権威」との異名を持つ、アメリカのパントン社です。世界共通の色見本帳を作っている企業で、毎年「カラーオブザイヤー」として翌年の流行色を発表するのです。