出典：「ディオールと私」予告篇
こんにちは。今回は、今年の8月に「カルバン クライン」のチーフクリエイティブオフィサーに就任したデザイナー、ラフ・シモンズ氏について知っておくべき8つのポイントをご紹介します。
1. もともとはインテリアデザイナーだった
1968年、ラフ氏はベルギーのニールペルト郊外のゲンクで生まれ。工業デザインの大学に入学し写真やビデオ等を学びます。なんとファッションにおける正規の教育は受けていないのです。
そんな彼は、学生時代に研修でウォルター・ヴァン・べイレンドンクのアントワープオフィスで働いたことがきっかけで、ファッションに興味を持ちます。大学卒業後はインテリアデザイナーとして2年ほど活躍しますが、その後独学で服作りを学び始めます。
2. 独学でファッションデザイナーになる
作った服を持って、自らアントワープ王立アカデミーに入学を希望しますが、ファッション学科ディレクターのリンダ・ロッパ氏に「あなたはうちの学校で学ぶ必要がない」と認められ、入学することなく引き続き独学で服作りを学んでいきます。
その後、リンダ・ロッパの後押しもあり1995年秋冬、ミラノの展示会でプレゼンテーション形式で自身のブランド「ラフ シモンズ」のコレクションを発表し、その後3シーズンコレクションを継続します。
