「ゆとり世代」に対してみなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか。ざっと世間で思われていそうなイメージをあげてみました。実際に仕事でゆとり世代と関わっている人にとっては“あるある”と思う部分もあるのでは?
- 仕事に責任感がない
- ちょっと怒られただけでハートが砕ける
- でも、翌日には怒られたことをケロっと忘れたかのような態度をとる
- 指示待ち人間
- 常識がない
- 自分を常識人だと思っている
- 自分勝手
- 口先だけで実行に移さない
- 実行しないことに対しての言い訳は一流
- プレッシャーに弱い
ネガティブワードだらけです。上記をみても分かるように、明らかにゆとり世代はいいイメージを持たれていません。このようにゆとり教育は失敗だったという思考が広まり、いまでは脱ゆとり教育が謳われています。実を言うとわたしもゆとり教育世代。ぬくぬくと育ちました。そんなわたしの実感として、ゆとり世代は日本の教育歴史からはぶかれている気がするんです。ある意味、ロストジェネレーションです。
「おい! なんだよ! こっちは好き望んでゆとり教育を受けたわけじゃね〜んだぞ!」と牙をむくつもりは全くありません。全くないのですが、ただ一言いわせてもらえるのであれば「ゆとり世代、結構すげーぞ」ということ。そこで今回はゆとり世代で活躍する人物たちを紹介します。
1. 【1989年3月生まれ】井岡一翔/プロボクサー
井岡選手はWBC世界ミニマム級、WBA世界ライトフライ級、WBA世界フライ級の3つの階級でそれぞれ3度の防衛を果たしています(2016年7月現在)。これは日本人初としては初であり、日本ボクシング界のスーパースターです。
世界戦では通算12勝しており、いまではバラエティ番組でもおなじみの元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の14勝の次ぐ歴代2位の記録になっています。これからもさらに防衛記録を延ばし、ゆとり世代ボクサーが日本の歴代トップボクサーになることでしょう。